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オナニーノート

 えーと、今から載せるのは、一昨年の年末に書いた雑記です。冒頭に記述してある病気はもうほぼ治りました(体調悪いと一時的に再発はしますが)。
 あと冒頭に記述してある身長の件ですが、未だに伸び続けています。ここまで来ると、もう恐怖しか感じません。
 以上の点を踏まえたうえで、本文をお楽しみください。
 あ、あけましておめでとうございます。

***

 突然ですが、今年一年で身長が3センチ伸びた。

 人に話したら、それは身体のバグでそうなってるんだよ、と言われた。曰く、身体の変わり目っていうがあるけれど、それはパソコンの2000年問題みたいなもので、身体が自分の細胞とか体の組織配列を書き換えている時期であり、完了するまでにバグが出る、そう。

 しかし私、今年一年その身体のバグに悩まされっぱなしだったよ! 実は去年の10月くらいからずっと体調が悪くて、今まで不眠症だったのがある日を境に突然過眠症になったり、わけわかんねぇ湿疹が体中に出たり(虫に食われただけで全身が腫れ、日に当たっただけで湿疹が出る)、何を食べても蕁麻疹が出たりで、どうなっちまうんだこの体は!!? と思いました。最終的に今行ってる病院に通い出したら治り始めて、今は症状が落ち着いて快方に向かっているのですが。

 病院の先生に「なんなんでしょうか、このザマは」と聞いたら、「体質が変わっちゃったんだと思いますよ」と言われて、何の変化をクリ広げてんだよ、バグってんじゃねぇよ!!!!!! と己に腹パンしたくなりましたよね。スーファミのカセットじゃないから、バグっても脳みそガチャって取り出してふーってしたりも出来ない、マジ不便。

 ただそのバグの結果、身長が伸びたわけで。

 元々そんなに身長が高い方ではなかったんですが、今はそこそこいいところまで来てますよ。不眠から過眠になったせいで、今まで出ていなかった成長ホルモンがブッシャァ出てんのかもしれませんね。更に一ヶ月前に計ったら、また3センチ伸びていた。今年に入ってから、身長が6センチも伸びたことになる。最初の頃は喜んでいたが、今は恐ろしくなっている。

 歳食うと人はここまでバグるもんなんだな。ここまで来たらさらなる高みを目指したいので、脳下垂体をいじってくれる病院を探します! オッス!

 さて、この様に人並みには病弱である私ですが、いくらなんでもそれじゃあマズいので、体力作りの一環としてジムへ行っているのです。だけど、その行ってるジムのトレーナー(50代・男)が明らかな変態で、毎回困っている。

朝日「自分、寝る時ふくらはぎがムズムズして」
変態トレーナー「僕はふくらはぎはムズムズしないけど、男なんで別のところはムズムズしますw どうしたらいいんでしょうね、朝日さんどうしてます?」
朝日「別のところですか、自分も花粉の時期とか鼻がムズムズしますね、とりあえず鼻洗浄してます(なんだこのオヤジ……)」

 他、「あ、最近Kindle買ったんですよ、見ます?」とトレーナーから一方的に見せられたKindleの画面に並んだ 「大人の保健体育」 「女医が教える本当に気持ちのいいセックス」 「スローセックス 完全マニュアル」。
 トレーナーがノンケだってことに驚いたのも束の間、もしやホモではないと主張するためにあえてそのラインナップを見せてきたのかもしれない、という憶測が脳裏をよぎる。

 いやまぁノンケだっていうのは最初から知ってるんだけど、嫁も娘もいる50過ぎたオッサンがよりにもよってこれ読む!? という衝撃も相まってですね。

 更にトレーニング後のストレッチ時には 「僕が行ってるタイのマッサージ店では金玉もマッサージしてもらえるんですよ、ちょっとやってみましょうか?」

 誰か僕の地球を守って。

 しかし、変態糞エロトレーナーからむずがる股間の話を振られた手前、話さないのもつまらないので、今年最後の更新はオナニーの話でも書こうと思います。

 最近聞いた中で一番印象に残ってるオナニー話は、食虫芸(虫を食べる)を生業にしている某芸人さんがとのさまバッタでオナニーするっていう話です。

 とのさまバッタは腹に呼吸口があって、その呼吸口を指で塞ぐと当然とのさまバッタは呼吸が出来なくなり、苦しくて痙攣する。で、そのとのさまバッタの腹がビクビクする感触が女性のクリトリスが勃起する感触に似ているらしくて、彼はそれで妄想を掻き立ててオナニーする。そしてオナニーが終わったらとのさまバッタを食べる。性欲とおやつ欲が一緒に満たせる画期的な方法を編み出したその方は、本物の天才だと思う。

 ただ男のオナニーの話ばっかしててもどうしようもないので、今回は女性の話を書こうと思います。

 女性のオナニーの話も色々聞いたことありますけれど、最近聞いた中で一番面白かったのは、とある女の知り合いから聞いたオナニーノートの話です。仮に知り合いの名前を名前をAとします。

 Aは枕元にノートを置いておいて、その時の気分で色んなシチュエーションの一部始終をそこに書き連ねていって、で、いざする時にはそれを反芻しながらする……という記述式オナニーの方法を好んで行っているという。

 やり方としては、枕元のノートに延々と妄想(ほぼセックスとその前後の)を書き綴って、いいとこまで書いたらいざ開始。かれこれ中学一年生の頃から十数年間、この方法でオナニーをしているそう。

 ここで気になるのが、そのオナニーノートの書き方。

 一人称で書いているのか三人称で書いているのかを聞いてみたところ、そういう小説的なものではなくて、日記や掲示板への書き込みを書くような感覚で書いているようだ。体験談BBSみたいな文章を想像するといい、と言われた(実際彼女は妄想のシチュエーションがネンマリ化して来ると、体験談BBSへネタ漁りに行くらしい)。

 今日彼氏と会って、食事した後に彼の家に行った。家に入った瞬間に彼が後ろから抱きついてきて……みたいな感じで、妄想の中の男とのセックスストーリーをノートに滔々と書き綴っていくのが、スタンダードな手法なんだって。

 そこまではまぁいいとして、ここからですよ。Aは気に入ったキャラクター(彼女の頭の中に存在する理想の男性)は年単位で妄想に使用するらしく、一番長く付き合った(妄想の中でセックスした)男との関係は5年続いたそうです……その間現実の世界にも彼氏はいたらしいんだけど、現実と妄想とは別腹なんだってよ。

 自分の頭の中にだけ存在すると言っても、5年も付き合ったら愛着もあるだろう。「別れの前のラストセックス(自分で書いといて意味わかんない)のシーンとかも、書くの?」と聞いたら、「ラストとかそういうのはなくて、飽きたら書かなくなるだけ」とあっさりした答えが返ってきた。

 更に驚愕なのが、Aはシチュエーションにもこだわりを持っているらしく、激しいプレイ妄想の時は道具(振動したりウィンウィン回ったりする大人のおもちゃ)を使い、情緒的なプレイ妄想の時は手動で行うということ。

 AはドMの為SMチックなプレイが好きで、妄想の中でよくキャラクターから調教してもらうらしいんですけど、そういうハードなプレイを妄想の中で行う際には、そういう道具を使用して行うという、変な趣向を抱えている。

 「○○くん……」「名前で呼ぶな、俺は今お前の御主人様だろ?」「ごめんなさい、ご主人様……」とか書きながら、最高に高まったところでおもちゃをIN&スイッチON! その、おもちゃの愛の無さや、自分の意思とは関係なくオートマチックに攻め立ててくる感じが、調教されてるように感じて、いいらしい(オートマっつっても、操作してるのは自分じゃん、と突っ込んではいけない)。

 これ読んでる方、大丈夫ですか、脳みそ疲れません?
 書いてる私は疲れて来ましたよ。

 しかし、SMプレイを好むAも現実世界で嫌な事があった時、昔あった嫌な事を思い出した時、寂しい時、要するに人から優しく慰めてほしい時がある。そういう時は、メロウな感じの妄想を書き綴る。

 いつもはオラオラ責めてくる理想のキャラクターから抱きしめてもらい、優しい言葉を掛けてもらいつつ、まろやかなムードで進行。間違ってもバックでなんかやらない。そんなしっとりした妄想の時は、道具を使わずに手動で行うそうです。

 傷ついた心&メロウな妄想&手動オナニーのコンビネーションはめっちゃくちゃ気持ちいいらしく、Aは号泣しながら、手動で己の体をまさぐりまくるらしい(こう考えると手淫ってすっごくよく出来た言葉だな……)。

 ただ、Aはこの抒情的なオナニーの時も例外的に使用する道具が一つだけあると教えてくれた。それは何かというと、冷えピタ。熱さまシートね。

 どう使うかというと、冷えピタの裏側をよく洗って二つに折って、角のところで……あんま直接的な表現したくないんだけど、まぁ、クリトリスや女性器をなぞると、クンニされている感触とほとんど一緒なんだって。コレ、湿布でもいいらしいんだけど、A曰く湿布より冷えピタの方が肉厚で、より舌の感触に近いらしい。

 これ聞いた時、正直涙出るほど笑った。妙齢の女がベッド脇に妄想書きっぱなしのノート広げて、ベッドの上では股おっ広げて、号泣しながら洗った冷えピタで自分の股間なぞってる光景とか、前衛的過ぎるだろ! 笑うだろそんなもの。何考えてんだよ!

 そして最後に気になるのが「そのオナニーノートの処理、どうしてんの?」って話です。十数年やっていたら、結構ノートも溜まっているはず。

 A曰く、大学進学を機に上京した後は普通にゴミとして出しているそうだが、実家に住んでいた頃は処分に困った時期があったそう。

 中学生の頃、普通に部屋のゴミとして出したら親に見られて大変なことになった※ので、親に見つからないようコンビニのゴミ入れに捨てたり、細かく千切って捨てたりするようにしていたらしい。しかし、ある日祖父が裏庭でゴミを燃やしているのを見て、「そうだお爺ちゃんに燃やしてもらえばいいんだ」ということに気付き、それ以降はお爺ちゃんと一緒に庭で焼却処分するようになったそうです(Aの家は東北の田舎で、家の裏でゴミを燃やしても苦情が来ないような場所だった)。

 ※書いてある内容が内容な上、文章形態が日記なので、年上で医学部に通う彼氏(当時のお気に入りキャラクター設定)に中学生の娘が凄まじいことをされていると親が本気に思ってしまった。誤解は解けたものの、その後一ヶ月間は母との間に気まずい空気が流れていたそうです。

 孫の書いたオナニーノートをそれとは知らず、せっせと火にくべるお爺ちゃんの背中に、Aは何を思ったのでしょうか。

 Aは悪気れる様子もなく「火で燃えてる最中に中の文章が見えないか不安だったけど、お爺ちゃん目が悪いから見えても何書いてあるか分かんなかったと思う」と話を締めました。まぁ悪びれるも何も、別に悪いことしてるわけじゃないしな……。

 そんなオナニーノートの話に感銘を受けたので、話を聞いた後日、私もオナニーノートをやってみたんですよ。私の場合は日記式ではなく、前に書いたかもしれないけど小説書く要領で、シーンを思い浮かべて、セリフだけを淡々と書いていく方法で。

 でも……駄目だった、書いてるうちに熱が入ってしまって、朝になっちゃった。肝心なことやってないまま、やけにエロい小説の原型がそこに出現していた。

 エロい短編の下書き書いただけじゃねぇか馬鹿!

 というか情けない話なんですけれど、私体力がないせいか元々性欲も強い方ではなくて(下ネタや妄想は大好きなんだけど)、相当な気合を入れないとオナニーすら出来ないんですよ。
 沖縄の霊能者に「アンタ女性ホルモン全然出てないから、彼氏いないならせめてオナニーしなきゃだめよオナニー!」って言われて帰ってくるくらい。(この話のそのうち書きたい)。
 心の怒張すら満足に出来ないまま、私の中の野性が死んでいく。
 でも枕はケモノ臭いので泣きたい。

 えーと、実はこのほかにもう一つ書こうとしてたオナニー話があるんですが、思いの外オナニーノートの話だけで結構文字数が多くなってしまったので、もう一つの方は次回書きます。
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2015-01-08 23:05 : 雑記 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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