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minority camp

B級スポット探険やアングライベント突入等、適当雑多な野良ブログ

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朝日

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亀女

Posted by 朝日 on   0  1

 ポンジュース。ポジティブエロス総選挙、ローション早飲み部門20012年度第6位、あさひです。西暦が若干未来っぽい感じするのは、気にしないで下さい。タイプミスです。

 いや~。それにしても菊池直子とか市橋容疑者とか見てて思うんだが、逃亡犯に限って、恋愛も結婚も仕事もうまくいってるっていうのは、なんなのアレ。ふざけてないすか。世の中には仕事どころか恋愛すら不自由な人間の方が圧倒的に多いのによ! 頭部だけ変な被り物して首から下は裸で尊師マーチのステップでも踏んでろ!

 いけない、イライラしてたらびしょうじょがだいなしだわ。

 いやあ一人ってほんとにいいもんですね! こんばんは。


 こないだ、クラブ帰りの電車内での事です。
 早朝五時過ぎの、上野駅。乗客も少なく、各車両のドアの前には五人も並んでいない。ようやく車内点検が終わった電車に乗り込み、車両の端の方を選んで座る。

 数分後、私の斜め前の長い席に、一人の怪しい雰囲気の女が腰を下ろした。

 歳は四十代前くらいだろうか。
 海辺の民家で干されてる取れたてわかめの様な超ロングの黒髪に、アラビアンのようなビラビラした服という出で立ちが、更に怪しい雰囲気を煽る。あげくそういう格好なのに、黒髪から覗く顔は肉食系。
 目がギョロギョロしていて、鼻が太くて高い……どぎつい美人顔っていうのかな。
 経験上、あの手の顔は関わると結構めんどくさい。決して悪人的な性格じゃないけど、大体が押しが強いんだよ。そういう顔の人というのは。

 まぁでも、ただ電車内で同じ車両に乗っただけの人間を、そこまで意識する必要もない。
 私が携帯を取り出そうと、女から目線を外しかけた時だった。
 その女がおもむろにバッグ(ヴィトン)の中に手を入れ、中から何かを取り出した。バッグから出てきた女の手には、小さな何かが握られている。
 と、女の親指と人差し指の間から、何かがニョコリと伸びてきた。
 それと同じタイミングで、女が握りこぶしを解く。
 開いた女性の掌の中から登場したのは、掌サイズのミドリガメだった。(ニョコリと伸びてきたのは、カメの首。)

 ミドリカメ。
 眼の横に赤い線とか黄色い線入ってる、あのメジャーなカメです。

 女はカメの甲羅を持ち、嬉しそうに甲羅の裏側を眺めたりしている。

 この時点で席を替わればよかったんだけど、女の手からカメの首が伸びてきた瞬間を見た時から、私は完全に固まってしまっていた。ていうか少しでも動いたら弾みで笑っちゃいそうだったから、どうにも動けなかった。チワワとかバッグに押し込んでる人なら見るけど、電車内で亀持ってる人見たの、初めてだよ。

 カルチャーショックに近い何かを感じながら、その女を観察していた時。


 女が私の視線に気付き、亀を少し私の方に向けながら
 「見る?」
 という感じで小首を傾げてきた。


 見ない、亀見ないよ!

 私はすぐに目を逸らす。
 あやうく吹き出すとこだった。

 もしそこで「あ、じゃあ……」と亀を受け取っていたら、どうなってたんだろう。そんで、例え亀を受け取ったとしても、何を話せばいいんだろう。「目元から腹部にかけてのこのラインがたまんないっすよねぇ」とか?

 女はその後も亀を裏返したりして愛でていたが、しばらくすると飽きたのか、バッグの中から水と黒くて細長い物体の入った縦長の瓶を取り出した。マジ、ペットボトルじゃないの。ほんと瓶なの、ジャムとかハチミツとか入れるようなの。

 更に瓶の中で漂っていた黒い物体は、イモリだった。

 模型やおもちゃじゃない、ガチイモリ。
 手足バッタバタ動かして、たまに瓶の壁に手をくっつける。
 イモリ、超元気。
 同じ車両の乗客、全員ドン引き。

※早朝だったから車内にあまり乗客はいなかったものの、同じ車両に乗っていた若い男性と部活の遠征らしき女子高生は、明らかに引いていた。

 周りの目も気にせずに、女はおもむろに瓶の蓋を開けて、中で漂うイモリを見つめる。(その間、ミドリガメは女の太ももの上でノソノソ這いずり回っていた。)魔女かもしれない、あの人。

 あまりの生き物ラッシュにすっかりポカンとしてしまった私に向かい、女はまたしても
 「どう?」
 と、イモリの瓶を軽く掲げて微笑みかけてくる。

 見ないってば! やっぱりこの手の顔の女、押しが強ぇよ!

 写真撮ろうかと思ったが、それをやったら今度は私の身が危ない。チキンと罵られてもいい、そこまで身を挺してカメラを構える度胸はない!

 笑いを堪えきれなくなった私は、次の駅で一回降り、二つ隣の車両へと移動した。
 あの女のヴィトンのバッグには、もしかしたらカメとイモリ以外にも何か入ってたかもしれない。
 イモリの次は、蛇かウーパールーパーあたりが出てきたかもしれない。
 バッグに詰め込まれし動物達を、全て確認してから席を移動すればよかったかもしれないと後悔したが…取り出したものをいちいち見せられたら、腹筋が持たなかったとも思う。

 ていうかイモリって、ああ見えて25年以上生きるらしい……。ミドリガメも正しく飼えば、30年は生きるだろう。
 あの女がもし独身で、誰もいない家の中であのラインアップの生物達と歳を取っていく姿を想像したら、なんとも言えない気持ちになった。犬や猫より長生きだから、あの動物をチョイスして飼ってるのかな……。

 つかやっぱあの女魔女だったんじゃねぇのと思うけど、なんにせよ関わらなくて正解だったと思っている。

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