スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-------- --:-- : スポンサー広告 :

蚊とDQNは同時に湧く

ちょっと前の事なんだけど

寝てたらいきなり金縛りにあって、夢だか現実だかわかんないんだけど、部屋のドアが開いたんだよ。

したら、黒い人影ぽいのが入ってきて、私のことめっちゃ覗くんよ。しかも自分で覗いといて、田舎のクソヤンキーみたいな口調で「何見てんだよ、気持ち悪いんだよ」とかぬかしやがる。

しょうがないから、「フヒヒ、キモくてごめんwwwwうへへぇマジウケルwwww」と、息が詰まって苦しい中半笑いで言ったら、人影は「……」と無言になり、去っていきました。

金縛りが解けて目を開けたら、開きっぱなしだったはずのドアが開いてなかったし、あれ夢だったんだと思うけど。

霊かなんかわからんけど、そういうのにドン引きされたの初めてだよ。ていうか、ヤンキー系の金縛りってのもあるんだね。

さて、この時期になり、珍走族が私の地区にも出没し始めました。

なんであいつらは夏になると出てくるんだろうね。

蚊と一緒だよね、沸く時期が。

夏のオープンカーと一緒だ、冬の間は閉じてた頭がオープンになっちゃうんだよ、多分。

でも悲しいかな、私が小さかった頃に比べると、確実にブンブン言ってるバイクの音が昔に比べて減ってるんだよね。まぁ別に悲しかねぇか。

しかし、こうやってそういうのをネタにはしているけど、こんな無気力無善寺な私にだって昔、そういうのに対する憧れみたいのはありました。

別にヤンキーになりたいとか非行にトライしたいとかじゃなく、年頃の若者なら誰でも抱く、ちょっとハチャメチャしたい願望です。

で、そんな願望に胸を膨らませていた、若かりし頃のある夏の日。

友達と、今度終電に乗って海に行こうか。という計画が持ち上がった事がありました。

私の住んでいる場所には海が無いので、海に対するファンタジーが半端じゃなかったのだ。

近場に海が無いっていうのは、絶対みんなが参加できる夏のイベントに参加出来ないようなもんなんですよ。そういう幻想を抱くタイプの海無し県民の若者にとったら。

ですが、その友達とは別の友達の家に遊びに行った時。

休日で家にいた友人の父が、突然こんな話を始めたのです。

「いいか、子供だけで絶対海は行くな」

タイムリーな話題だったので、何事かと思って聞いてみたら

友人の父
「俺は昔、筋金入りの不良だったんだ」

今日始めて会った私に、いきなりカミングアウト。さすが、元不良は違う。
友人の父は続ける。

「俺がまだ十代後半の頃は毎日、仲間達と有名な液体で頭がラリっていた」

シンナーですよね。

「完全に中毒になってる奴なんか、油性マジックの匂いを嗅ぐだけでソワソワしてたな」

はぁ。

「それで俺が何がいいたいかというとな、馬鹿は海を目指すって事なんだよ」

お父さん、今キメてる?

「えーと、海ですか?」と聞き返すと、友人の父は「そうだ」と頷いて、話を続けた。

「ある日シンナーやってたら意識がトンで、気が付いたら海にいたんだ」


いよいよ話が混乱してきたので、キーワードを拾いつつ、友人の父に話を窺う。

友人の父の話をまとめると、つまりはこういう事らしい。

「ある日仲間達とシンナーを吸ってたら、意識が飛んじゃった。それで、何時間かして意識を取り戻したら、さっきまでいた場所と景色が違う。

意識を取り戻した自分達が立っていたのは、さっきまでシンナーを吸っていた自宅ではなく、隣の県にある海岸だった。

つまり俺達はラリったまま、バイクを運転して、なぜか海を目指したらしい。
海に来るまでの経路も、掛かった時間も覚えていないが、とりあえず海には着いた。

※私達の地元から一番近場の海まで、当時車で約二時間以上。

ていうか、よく死ななかったと思う」

あ、これもう35年前位の話ですからね。

「つまりだな、馬鹿は海を目指せば何とかなると思っている生き物だから、何の目的も無しに海を目指すような奴は馬鹿ばかりだという事だ。そんな馬鹿で危ない人がいる場所に、子供だけで行ったら危険だという事だ」

とてもよく理解出来ました。

その「海を目指す」は多分、母なる海へと帰るDNA的なものが作用するんだと思います。

なんていうか、言い方は悪いが馬鹿=本能に忠実って意味で、本能に従う気持ちが強くなるのかと。それで本当に海に帰っちゃったら大変だが。

この友人の父の説得力がある話を聞いて、私と海に行く計画を立てていた友人は、海へは行かず、近場のプールに行く事にしました。

今は時代が違えど、ハチャメチャしたい若者はいつの時代でもいる。

そういう若者は、大体繁華街や海に行けばハチャメチャ出来ると思っている。はず。

でも、そういう場所には、若者のハチャメチャの一歩上を行く危険なハチャメチャを起こす人が沢山いるから、ひと夏の思いで作りが一生のトラウマ作りにならないように気をつけろって事を言いたかったんでしょう。その友人の父は。

友人の父は、最後に、話をこう締めくくる。


「その後、また海に行っちゃった事があったから、そこでシンナーをやめた」



一回目の時点で止めろ。
スポンサーサイト
2009-07-14 06:27 : 雑記 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
コメントの投稿
非公開コメント

« next  ホーム  prev »

プロフィール

朝陽

Author:朝陽
ただの白痴

カレンダー

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

ブログ内記事検索

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。